整体に通う頻度について解説！目安と通えないときの対処法について

整体院は病院で診てもらいにくい、慢性的な肩コリや腰痛などの痛みに対してアプローチを行います。

筋肉の疲労やコリが改善されると血流も良くなり、体調を整えることが期待できるでしょう。

また、生活習慣の指導を行う整体院もあるため、根本的な原因の解決にも取り組んでもらえます。

効果や結果は個人によって異なりますが、整体師からのアドバイスに沿って身体のケアや健康維持に積極的に取り組むことで、より快適な日常生活を送ることができるでしょう。

整体院へ通うことのデメリットはとくにはありませんが、強いて言えば、お店選びが難しいことが挙げられます。

整体には、リラクゼーションがメインの院やスポーツに取り組む人に特化した院など、施術方法や方針は院によってさまざまです。

ですので、何も調べずに整体院に行くと思ったような施術を受けられないことがあります。整体院のホームページやSNSなどで事前に調べてから施術を受けに行くと良いでしょう。

整体に通い始めてまもない「施術初期」は、週に1～2回の頻度で施術を受けるのが理想です。

この時期は、施術を受けたとしても、元の身体の状態に戻ってしまう可能性が高いです。

健康的な身体へ戻すために高い頻度で通院することをおすすめします。

施術後に、スッキリした、身体が楽になったからといって1度のみの施術で満足しないようにしましょう。

何度か通院すると、施術を受けても痛みを感じにくくなります。この時期は、「回復期」と呼ばれており、週に1回程度、通院すると良いでしょう。

理想は、週1回間隔で4～6回程度、施術を受けると次のステップへ進めます。

しかし、この時期においても途中で通うことをやめてしまうと、身体がまた元の状態に戻ってしまうことがありますので、注意が必要です。

この時期になると、身体の不調はある程度、取り除けているので、施術を終了してもほぼ問題ないことが多いです。

ですが、治療期間が終わっても、生活習慣の乱れやストレス、環境の変化によって再び身体が歪み不調を引き起こすこともあります。

定期的にメンテナンスとして月に1回程度、整体へ通うと身体の歪みを引き起こしにくくなるので、おすすめです。

多忙が理由で、頻繁に整体へ通えない場合は、整体師にスケジュールの調整が可能か相談をしてみましょう。事情を説明しておけば、施術方針の変更や、通院期間の調整をしてもらうことが可能です。

無理なく通えるように事前に相談しておきましょう。

身体の不調は生活習慣が原因で引き起こされる可能性があります。

特に慢性的な肩コリや腰痛は、姿勢不良から起こるケースがあるため、普段の生活習慣から改善できるポイントがあれば見直してみましょう。

以下は良くないとされる生活習慣です。当てはまっているものがないか確認してみてください。

足を組んで座る

長時間同じ姿勢でいる

利き足ばかりに重心をかけて立つ

猫背

背もたれにもたれかかる

頬杖をつく

姿勢が悪いと身体の歪みやコリ、痛みが起こりやすくなるため、身体を正しい状態に保つことを意識するようにしましょう。

整体師は身体の状態や不調について専門的な知識と経験を持っていますので、自宅で簡単にできるセルフマッサージのやり方や、ストレッチの方法、気を付けるべき姿勢などアドバイスがあれば積極的に取り組むことをおすすめします。

ただし、アドバイスを受けて自分に合わないと感じたときや、症状が悪化する場合は、別の方法がないか遠慮せずに、整体師に相談しましょう。

整体師にどのあたりが不調なのか具体的に伝えないと、伝わりきらない可能性があります。

そのままの状態で施術を受けると効果を実感しにくくなり、改善がみられないでしょう。
思い悩まずに整体師に相談し、現状の身体状況をハッキリと伝えましょう。

再度、明確に伝えると身体へのアプローチ方法を変更してくれる場合があります。

安静にしていても痛みが出る、徐々に痛みが増しているなど、身体の状態によって、不調の原因が別にある可能性があります。

その場合は、整体院ではなく、総合病院を受診してください。

内臓に疾患があったり骨折していたりすると整体院では改善できないです。

我慢して通い続けると、取り返しがつかないことになりかねないため、早めに受診しましょう。

整体師には必須資格がないため、技術水準や施術方法はさまざまです。
また、整体師の技術力、経験値も異なりますので施術効果も左右されるでしょう。

もし自分と合っていないと感じた場合は、整体院を変えるか、他の医療専門家（整形外科医、整骨・接骨院）に相談することを検討してみてください。

違った診断や治療方法を提案されるかもしれません。